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北海道文学より
今回は長田幹彦の新着です
作家長田幹彦は耽美派作家として知られる一方で遊蕩文学として攻撃を受けます。
幹彦は早稲田大学在学中に自分が果たせなかった北大進学に淡い憧れを持って、父親との確執、文壇への疑問を解き放ち一人
来道し炭鉱夫・鉄道工夫として各所を放浪し旅役者一座に身を投じます、そこでの経験で濃密な人生縮図を垣間見ることになります。
それにしても決して身体が丈夫とは言えない文学青年を突き動かしたものはなにか、独歩が憧れた大自然への幻影、為政者が唱えた
肥沃な新天地のイメージ、青年幹彦にとってはそれだけで充分であったかも知れません、しかしそれもすぐに理想と現実のギャップ
に微塵に砕かれることは明白であった。その後その体験を元に「澪」「零落」「旅役者」等の多くの名作を世に送り出し、
本州作家として北海道を一番多く描いた作家となりました。
2014.6.11
今回は北海道文学の中より、三浦綾子文学の【原罪意識】【自己犠牲】を主題とした著書を掲載いたしました。
どうぞ、お気に召した品がございましたらご注文の程宜しくお願いします。